BSE牛はもういないのか

いまから15年ほど前にアメリカ産の牛に流行った病気にBSEがありますよね。BSEは狂牛病という名前の病気で牛の脳がスポンジ状になり死んでいくという病気です。

日本では幸いにBSEにかかった肉が流通することがありませんでした。しかし、日本政府はこの事に過敏に反応してアメリカへも全頭検査をするように打診しました。

しかし、結果的にはサンプル抽出という形での検査になってしまいました。食の安全は何をさておいて優先されるべきです。日本の食品会社も品質管理を問われて何社か倒産するということもありました。

日本の食に関する基準は世界でもトップクラスだと思います。これは日本人の国民性なのでしょう。あまり行きすぎているような気もしないではないですが。

BSEによる人体への影響は結局、解明はされていないような感じですが、同じほ乳類と言うことからやはり何かしらの影響はあるはずです。日本の牛でもBSEが発見されたことがありました。しかし、市場に出る前に差し押さえられたことからBSEの牛肉は出回ることはありませんでした。

日本での牛の寿命を考えると現在日本にいる牛でBSEを発症する恐れのある牛はいなくなったと発表されています。このことから日本の牛肉は安全と断言出来ます。美味しくて安全な牛肉をこれからも食べていきたいですね。